12月24日 藤吉久美子さんのライブ

今年のクリスマスイブで開催される青山マンダラでの女優の藤吉久美子さん。

私の提供した楽曲の「傘なんていらない」を気に入っていただき、

ご自分のライブでぜひ歌わせてくださいと仰ってくださいました。

この歌詞は、私の友人である桑江知子さんに提供させていただいた作詞ですが、

とてもせつない女心を書いたものなのに、なぜか男性の支持率が高いのです。

藤吉さんのライブは女優さんならではの表現力が素晴らしいとネットで高い評価を得ています。

そんな藤吉久美子さんがこの曲をどう表現してくださるのか今からとても楽しみでなりません。

それを現場で生で聴けるということは　私にとってある意味素晴らしいクリスマスプレゼントです。

私が作詞家として最初に仕事をいただいたのは、まだ20代でした。

自分としてはメジャーシーンでシンガーソングライターとして性に合わないことに気づいて

引退した後に作詞家として活動するべきだとオファーをいただいてから

アニメソングからアーティスト。またはアイドルにわたって数々の作詞をしてきました。

けれど何よりも本気で唄が好きで実力のある方に気に入って歌っていただけることが

一番の喜びでした。

作詞家としての仕事は　もちろん時に厳しい世界ではあるものの

一度何かが降りてくると、もう頭ではなく心に言葉がスラスラと浮かぶ時があって

こうなって出来た作品は、自分にとっても驚くぐらいの言霊を発揮するのです。

この「傘なんていらない」もそんなふうにして生まれた歌詞です。

さて今回は藤吉さんが歌われるということもあり　未知の世界観を生で味わう日が心待ちです。

明日は久しぶりに桑江知子さんとコラボしたクリスマスソングが

知子さんのディナーショーで初お披露目されます。

19日は竹本孝之氏との二年ぶりのコラボ作品が初お披露目とも聞いております。

地道な活動ではありますが、皆さんが私の歌詞を必要としてくれている限り

精一杯　自分の人生のあらゆる体験を生身でぶつけて　少しでも誰かの心の届く歌詞を提供できれば

嬉しいと心から思います。